第二次世界大戦の日本の敗戦処理に大きくかかわった中に、白洲次郎と言う人がいる。
白洲さんの生い立ちは省くが、聞くところの話では、
彼は戦争が始まるときに、すでに世界情勢を把握し、この戦争には負けると言うことを感じていた。
そして、周りの空気は無視して、豪邸を売り払い田舎に農地を買い、疎開して百姓を始める。
戦争が始まれば、すぐに食料難になる事をしっていたからだ。
周りは戦争に明け暮れている頃、毎日畑仕事に汗をかいた。
そして、できた野菜をリアカーにのせてひき、友人知人の玄関先に野菜を置き、顔も見ずに黙って帰ってきたと言う。
戦争だ!戦争だ!と叫んでた人もいただろう。
鉄を集めろ!と走り回ってた人も、みんな善意でやっていたんだろう。
でも白洲次郎は名乗りもせずに、もくもくと戦争が終わるまで畑をたがやかしてたと言う。
今回の地震は、敗戦のそれのような大変な被害をもたらした。被災した皆さんは、まだまだ安心はできないし大変な日々が続く。
現地では今もなお、本当に命をかけて原発の安全確保や、情報を集めて、多くの人の安全を確保しようと、夜通し休みなく働いている人がたくさんいる。
Twitterも素晴らしい役割を果たした。
日本人で良かった!とかツイートしてるのを見ると、感動はまだ後でいい。
原発が危ないとかツイートしてるのも、そんな事はプロが一番わかっているし、一番わかっている人が命をかけて現場にいるんだ。政府やマスコミを否定すればいいってもんじゃない。冷静に判断しよう。インパクトのある不安を煽るツイートが繰り返されてるなら、ワイドショーと変わらない。もう少し深めて慎重に。
本当に大変な人は懐中電灯も足りていないのだから、Twitterも見れない。
いろいろ考えた結果、今は黙って百姓になる事にした。
情報なら、正解な情報のある人がちゃんとツイートしてくれている。一つ一つの情報がシビアな時期だ。個人の感想は今はいらない。
これから多くの力が必要になる。
多くの愛が必要になる。
現地から、必ずお声がかかる。
それまで目の前の人生に集中しようと思う。
これは何もしないんじゃない。
周りがどう言おうが、理不尽だと言われようが、今日を笑顔で生きる事は必ず力になる。
何かしたい!と言う想いがあることを誇示しなくても大丈夫!みんなわかってる。
ここから日本人は試される。
被災した皆さんはもちろんだが、被災しなかった僕らが試される。
いちいち騒がず、深めて生きよう。
献血は必要に応じて。今は足りてる。血液は21日しかもたないからね。
募金はできる限りしよう。無理はしないで。
電気もガソリンも節約だね。
あと、お声がかかったら笑顔で全力で協力しよう!!
被災した方々で、何かお困りならご一報ください!
できる限りのことはさせてもらいます。
こうしている間にも、僕の人生は幸福と感動に満ちているので、このブログの方でつぶやきますね。
しばらくTwitterなどは大切な情報源だから、能力のある誰かに任せます。
地震のあとにどうでもいいカントリーマアムの事をつぶやいてフォロアー減ったしね(笑)
そして僕は眈々と、与えられた最高の今日を大切に生きます。
yoshiki
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